さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告福祉、たすけあい第216回勉強会『事例検討会』 専門職(ケアマネ)として業務を考える~事例から考えてみよう~

第216回勉強会『事例検討会』 専門職(ケアマネ)として業務を考える~事例から考えてみよう~

公開日:2023年03月04日 最終更新日:2023年03月04日

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第216回勉強会『事例検討会』 専門職(ケアマネ)として業務を考える~事例から考えてみよう~

日時  2023年2月11日   9:30~12:00

場所  浦和コミュニテーセンター 第11集会室

参加者 19名(体験者1名)

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【前半】情報交換

・骨も老化する・・栄養と運動が大切。踵落としの運動は有効と言われている

・ロボットアシスト付きの歩行器・・手を離すと止まる。傾くと止まるなどの機能がある。重さは9Kg

・書籍紹介「病知らずの体のしくみー背骨から健康を知る」河野 俊彦著(元就出版社)

・飲み物にとろみを加えることができる自販機や、炭酸飲料用のとろみ剤がある

・栄養ケアステーションがさいたま市で始まった

・伊奈町では車いすを三台借りることができる。例えば1階、2階、外用など。保険者によって解釈が違うので確認。

・介護現場では週休3日制の導入がされているところもある

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【後半】事例検討会「判断力なし、介護者が急死‼ 身寄りなし‼ どう、支援する?」

事例シートは作成せず、ライブ形式で事例を検討しました。この形式ではシートを作成する苦労はなく、参加者は用紙に目を落とすこともなく、みんなが事例提供者の方を見て活発な意見がでる方式です。

・要介護5。同居の介護者が急死。身よりもなく、ケアマネとしてどう支援したら良いのだろうか。どこまで支援したら良いのだろうかと、担当者は悩み事例を提供してくれました。

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【参加者の振り返り】

・ケアマネは支援の開始から各関係者と繋がっておくと良い

・支援の際、想定されそうなプランは早めの準備が必要

・ケアマネがどこまで動くかの答えは出ないが、ひとりで抱え込まず、後見人をつけたり専門医につなげたりと各関係者を巻き込んでいく力も学んだ

・利用者の支援に関わっている多職種として、ケアマネにちょっとした情報も報告したほうが良いと感じた

・ケアマネは多職種につなげていく仕事。いろんな情報を持つことも大切

・導入時に収入や家族のことなど、聞きづらいことは聞いておくとよい

・後見人制度などいろいろな制度はあるがハードルが高い場合や、不足しているサービスがある。ケアマネはサービスがなかったら作る!提言していこう!発信していこう!

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【事例提供者の振り返り】

介護者に後見人制度利用提案後、動きが無かった時点で、一緒に相談に行くなど専門機関へ繋ぐ支援を積極的に行うべきだったかなと感じた。ケアマネの私自身が、専門機関に動いて繋ぐ必要性を学ぶことができた。

 

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みなさんも、ぜひ事例提供してみてください。一人では気づけなかったこと、発見がきっとありますよ。

この情報は、「NPO法人華齢なるケアマネたち」により登録されました。

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