さいたま市市民活動サポートセンター さポットNPO法人華齢なるケアマネたち活動報告福祉、たすけあい第233回勉強会『誰が読んでもわかりやすいF-SOAIP(生活支援記録法)を学んでみよう」

第233回勉強会『誰が読んでもわかりやすいF-SOAIP(生活支援記録法)を学んでみよう」

公開日:2024年09月24日 最終更新日:2024年09月25日

第233回勉強会

「誰が読んでもわかりやすいF-SOAIP(生活支援記録法)を学んでみよう」

日時  2024年9月14日(土)9:30~12:00

場所  浦和コミュニティセンター   第7集会室

参加者 16名

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【前半】情報交換

・さいたま市では日常生活を送るうえで必要な買い物や通院等の外出時の移動が困難な高齢者等を対象に、移動支援事業を実施する団体に対して、経費の一部を補助。

 1.5名以上の団体(自治会など)

 2・岩槻区などではデイや施設の遊休車両を活用している。

・介護福祉士資格・・厚生労働省は2025年度から介護福祉士国家試験の「パート合格」の導入を検討中。試験を3つのパートに分割し、各パートごとに合否を判定。一部のパートに合格した場合、その結果は次回以降の試験でも2年間有効とされる。(同じように3年間で合格できる制度は保育士の試験などでは従前よりあり)

・さいたま市西区地区社協と在宅支援センター共催でケアマネと民生委員の勉強会の開催あり。お互いに連絡を取り合えるように、利用者に了承を得て、お互いの名刺をメモ帳に貼り、玄関などの定位置において、情報を共有している。

・道路法の改正・・中央線がなく道幅の狭い「生活道路」の法定速度を時速60キロから30キロに制限する改正道路交通法施行令を閣議決定した。2026年9月に施行する予定。

・新聞の掲載より・・全国で訪問介護事業所のない自治体が97町村、1か所のみは277市町村。(2024年6月現在)

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【豆知識】7月の制度改正のときの宿題を担当の方が調べてきてくれました

2025年度からサービス利用票にTAIS(福祉用具情報システム)の記載が必須になる

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【後半】

F-SOAIP(生活支援記録法)を学んでみよう

*記録は誰が読んでもわからないといけない。業務の中で記録についての困りごと、工夫していることなどをまずあげてもらった。

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*F-SOAIPの開発の経緯など

・医療現場で活用されているSOAPとF-DARを介護現場向けに項目を足して開発された手法。

・医療職のSOAPとの共通項目の認識があるため読んでもらいやすく、情報共有が図りやすい。

*脱・叙述形式のメリット

・誰が読んでも分かりやすい。

・利用者・家族の思考の流れ・意思決定、ケアマネの判断等の記載を明確化できる。

・記録時短化が可能になる。

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・グループワークで叙述形式の経過記録を、項目ごとに振り分けてみた。

・F-SOAIPの始め方や項目の覚え方のコツの説明。

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【振り返り】

・以前、ケアマネ協会のF-SOAIPの研修に参加したが、挫折した。再挑戦するいいきっかけになった。

・タイトルをつけるので、あとから見て過去の流れが見やすい。タイトルを付けることから挑戦したい。

・今日習ったことをまず気にしながら書いてみます。

・まずは一人から始めてみたい。

・項目によって、記載不足、情報不足があることにきづいた。

・アルファベットに慣れないと大変だなと思った。

・SOAPとの違いを面白いと感じた。

・次に繋がる記録を残していきたいと思った。

・人に見せることを意識して、記録を作ることが大事だと思った。

・ケアマネの判断やケアプランの根拠が明確化できると思った。

・記録は自分を守るためにも大切。

☆担当ファシリテーター

・自分が悩んでいる部分が学べたのが良かった。

・法令遵守のことも考えられた。

 

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