さいたま市市民活動サポートセンター さポット活動報告福祉、たすけあい第41回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第41回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2023年08月08日 最終更新日:2023年08月08日
登録元:「星のしずく

2023年8月6日(日曜日)はオンラインの集いでした。

参加者14名様。

うち初参加者は3名様でした。


先ずは自己紹介、近況等で一巡。

子を亡くされた方(10)、パートナーを亡くされた方(2)、親を亡くされた方(1)、きょうだいしまいを亡くされた方(1)が集い、一つ画面で語り合いました。


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事後からまだ一年未満の方々の、胸を搔きむしるような激しい悲しみと止まない自責、後悔。

話す(放す)のもしんどいであろう方々の「今」。

同じような苦しい日々に耐え凌いで数年…十年…数十年…生きて来たサバイバーの方々の「今」。

各々のお話から、気づきを得られる時間になりました。

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大切な人を亡くした身内同士でも、相反する思いが助長させてしまう苦しみもある。

時間をかけて寄り添える場合もあれば、どうあがいても寄り添えない、歩み寄れもしない場合もあるのではないか。

そんな最中でも、なんとかして生きて行こうとする方の想い。

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『死』は親として(子に見せて逝く)最後の教育課程とも言える、というお話に、様々な意味で胸が痛む私でした。

きっとお立場別でも、その思いは違うと思いますが。

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わかちあい後のフリートークでも、なかなかヘビーな話題も上がりました。



「自死は防げるものなのか」

どんな死因も完全には防ぐことはできなくとも、どうにか「生きること」に繋げようとする切ない念が、生きとし生けるモノたちにはあるのでしょう。

大切な人たちが自ら逝かねばならなかった事に、どのように思いを馳せるのかは、遺された者たちのその後の過ごし方に大きく影響してくるでしょうし、それにより周りの自死に対する意識も少しずつ変化していくのでは、と、拙いながら考えを巡らせてみたのでした。



参加くださった皆様、長時間お疲れさまでした。
ありがとうございました。

 ◆ ◆ ◆

次回第42回 星のしずく*自死遺族の集いは、対面で行われます。

8月お盆明けの8月20日 (第3日曜日) 13:30〜16:30頃まで。
(受付は13:15~)武蔵浦和コミュニティセンター(サウスピア8階)
※浦和(パルコ)とは別会場です。

対面の集いは予約不要です。
お気持ちが向きました時にお立ち寄りください。
/星のしずく*管理人

 

 

◆自死遺族の集い

星のしずく・インフォメーション

9月9日 全国自死遺族フォーラムin東京飯田橋

 お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com

 

◆第三者委員会について

AmebaBlog/バトンさん

さいたま市南浦和中学校 調査報告書リンク

 

◆自死と向き合い、遺族とともに歩む

⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ

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