第81回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
公開日:2025年10月13日 最終更新日:2025年10月13日
2025年10月11日(土曜日)、さいたま市内の公共施設の集会室を利用して、対面での集いを行いました。
参加者は22名様。
うち初参加者は4名様。
兄弟姉妹(1)、親(1)、子(20)が他界された方々が集いました。
📷photo/Kuro.
まずは全員での自己紹介。ニックネームと、どなたをいつ頃亡くされたのか、そして近況等で一巡しました。
無理にお話しされる必要はありません。
(無理に聞く必要もありません、こころの具合に合わせて入退室可)
お話しされる内容、時間も各々の自由に。
大切な亡き人の遺髪の話題が、のっけから出たことで、ああ… 私も事後当初に亡き子の枕に落ちていた髪の毛を集めていたことを思い出しました。
意識して遺髪を取っておかなかったので、火葬から数ヵ月後に、一本も見落としがないように枕や布団から採取していたわけです💦
それこそ指紋が残っていると想定されるモノも、そう簡単には捨てられない方もいるでしょう。私もそうでした。
今は? かなり断捨離…手放す…解放に至る遺品も増えてきて、残るはほぼ娘のクローゼットに保管されているモノだけ。
(数少ないけれど絵画作品等はなるべく壁や棚に飾って展示)
時々、家のどこからか見つかる手描きのメモ絵だとか、愛用品もありますが、今では切なさを伴いつつ『嬉しいドッキリ』な出来事やサインに感じるようになりました(^-^)。
一巡のご挨拶を通し見て思うこと。
事後から本当に日の浅い方でも、朗らかでソフトな表情の方もいれば、事後から数年経っていても…、何十年経っていても、辛そうな方もいて、そして一見ではわからない想いもある。
グループミーテイングに入ってから、知ることの出来るその人なりの苦悩だったり、置かれた環境による辛さやストレスもあり。
話しは尽きないものだな、悲しみ(愛しさ)は、人の生ある限り息づいている生ものであることをあらためて思いました。
今日の貴方の悲しみはどんな具合でしょうか。どんな表情をしているでしょうか。
この日のグループミーティングは5班に分かれて行いました。
朝からヒンヤリした小雨日。
(屋内は高湿度なのでクーラーをかけていました)
こんな日だから、今日は家に居ようと思う方。
こんな日だから、出向いてみようかというキッカケになった方もいるでしょう。
この日この時間に、この場所にお集まりくださった皆様方お疲れ様でした。
閉会後は近くの飲食店に移動して、希望者16名でクールダウンの時間を持ちました。
ご一緒くださった皆様ありがとうございました。
📷自死遺族自助グループ、島根・広島『ツナグ』の世話人(主催者)よっちゃんさんが🔰初参加くださっていました。(ご本人の承諾を得て述べさせていただきます)
遠方よりありがとうございました☆☆
◆ ◆ ◆
次回11月の星のしずくは、
◆第82回 対面の集い
2025年11月15日(第3土曜日)
この日は、より境遇の近いご遺族でのグループミーティングを行います。
※お立場別の他、亡くなられたお子の年齢、家族構成(一人っ子・兄弟姉妹あり)等を予定です。
受付13:15より ◎予約不要です◎
13:30~16:30頃まで わかちあいの会
(閉会後クールダウン茶話会あり☆任意でどうぞ)
会場⇒下落合コミュニティセンター
4階【第2+3集会室】
🚆JR京浜東北線(快速・各駅停車)
対面の集いはご予約等不要です。
お気持ちが向きましたときに、ご参加いただけたらと思います。
🔵自死遺族の集い
<2025年度さいたま市ふれあい福祉基金運用補助金事業>
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
🔵第三者委員会について
➡Ameba Blog/バトンさん(わかちあいの集いでは野村)
星のしずく対面の受付に寄贈書として置かせていただいてます。ご自由に手に取られてお持ち帰り可能です。
🔴全国自死遺族連絡会 発行、自死遺族等の権利保護研究会 監修。
➡『大切な人を亡くした方々へ』/支援や制度、法的な問題の早見ハンドブック フリーダウンロードページ
➡自死と向き合い、遺族とともに歩む『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーダウンロードぺージ