さいたま市市民活動サポートセンター さポット星のしずく活動報告福祉、たすけあい第21回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第21回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2022年02月11日 最終更新日:2022年09月13日

タイトル 第21回 星のしずく*オンライン自死遺族の集い開催報告

詳細

偶数月はオンラインでの集いを二日間開催しました。

2月5日(土曜日)9名様。
2月6日(日曜日)9名様。
うち初参加の方は3名様。


ファシリテーターのお話しにポツリポツリ…応答するのがやっと…という場合が殆どですけれど、ひとたび場があたたまってくると、堰を切るように語り出し、長時間画面越しでも、あっという間に時が過ぎてゆく感じがします。

多義にわたり話題が上がった中、日の浅い方が一番気になるのは『どうやってこの状況を脱していくのか』『こんな苦しい状態でどう生きてゆくのか』という部分。

各々が実際に向かわれたもので『これはなかなか効いたな』『あの時はアレに助けられた』という体験談を、表情を見ながら直に聞き、語り合い、情報交換へ。


個人的に印象に残ったのは、

*『助けて』を言えることは大事。
(誰かに「助けて!」とは、なかなか言えないですが)
できるだけ言葉にして発信する。助けてくれる場や人に、意外と出会える。居たりする。

*自死遺族になってから、一言でいえば『耐えて生きている』。
大なり小なり、日々なにかしら『耐え続けて』生きている。


大切な人を突然自死で喪ってからも、生き繋いできたご遺族方の言葉は、大袈裟でもなく、嘘でもなく、時には厳しく感じることも、心に沁みてくるな…と、私は感じました。


自死について、ある程度本質的な部分から考察した上で書かれていると思われる書籍のシェアもありました。

☆『日々是修行』(佐々木 閑 著)
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480064851/

☆『亡くなったあの人と話したい…をかなえる本』(日下 由紀恵 著)
https://www.nagaokashoten.co.jp/book/9784522438565/


参加くださった皆様、当事者スタッフの皆様、長時間お疲れさまでした。
書籍のシェアもありがとうございました。

 ◆ ◆ ◆

次回【第22回】集いは3月12日(第2土曜日)、『武蔵浦和コミュニティセンター』JR武蔵浦和駅西口デッキ直結徒歩2分、サウスピア8階で対面の集いを開催予定です。
(※感染症拡大状況によっては、オンライン二日間に変更)

予約は不要です。
お気持ちが向いたときに参加いただければと思います。

/星のしずく*管理人

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています