さいたま市市民活動サポートセンター さポット星のしずく活動報告福祉、たすけあい第67回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

第67回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告

公開日:2025年01月13日 最終更新日:2025年01月13日

2025年1月11日(土曜日)年明け初の集いを、さいたま市内の公共施設🔰和室を使って行いました。

 

 

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 photo『初日の出の赤富士』/Osamu.

 

 

参加者は20名様。

うち初参加の方は3名様。

親が他界された方、パートナーが他界された方、子が他界された方が集いました。

 

 

参加者全員で自己紹介や近況等で一巡から。

 

私は、亡き子 有ちゃんのクラスメイトだったことのある少年が、プロのサッカーチームで活躍しているのをテレビで見たときに感じた、眩しさに圧倒される想いについて語りました。

 

事後からまる8年、数字ではピンとこないのですが、此の世に居たら彼等と同様22~23歳になるのだなと、具体的な姿見で比較してみたときに、随分と時間が経ったことを感じるものですね。(永遠の14歳の亡き子………成長した彼等22~23歳の姿)

 

 

 

自己紹介後は、受付で配られた番号テーブルに移動し、5班に分かれてグループミーティングに入りました。

 

 

 

①グループ(子が他界)

 

 残されたきょうだいへの思い。子を喪った親とは違う辛さを抱えているように思う。親としては「生きていてほしい」それだけを願う。

 

 こんなことがあって、これからどう生きるのか課題を出されたように感じる。

 

 亡き子の辛さを思うと、自分の辛さは生きてる間持ち続けるべきなのかもしれない。

 

 時が経つにつれ、辛い中にも少しずつ気持ちが変化していくのを感じる。

 

 

 

②グループ(子が他界)

 

 自死について何年も考察を繰り返し、自分なりの考え方が定まっているので、亡き子の悼み方、供養の気持ちにも、以前とは違う感情がこみ上げてくる。

 

 自責の念。その理由や背景を聞き合うことで、各々の違いに気づかされること。

 

 自死を最初から『病気によるもの』と考える遺族と、そうではなかった遺族の、想い方、苦悩の違い。

 

 こんな事が起こった中でも、生き続けている当事者にとにかく会ってみたかった、その思いだけで這うように参加してみたのが最初の気持ちだった。

 

 事後から付き合えなくなった友人関係の断捨離についての話題。

 

 

 

③グループ(子が他界)

 

 家族でも悲しみ方が違う。分かち合うことが難しい。

 

 話したい方と触れてほしくない方、人により様々。

 

 大切な方の気配をいつも同じ向きから感じる。音やサイン、大切な方の持ち物から、存在を感じる。魂、スピリチュアルなものに興味が出てきたこと。

 

 この事を知人へ伝えるべきか悩む。伝えたとき、思ったような反応が返ってこなかったので悲しかったこと。

 

 

 

④グループ(子が他界)

 

 日の浅い方のお話しをうかがいながら、少し先をゆく私たちの強い共感でお話が進んだ。

 

 友達や親 兄弟にも聞かせられない、しんどい話しができるのは、お互い経験者だとゆう安心感から。

 

 心が苦し過ぎて会にも参加できない時期もある。行っても大丈夫かなぁと思いながら参加してみると、意外にもすごく話せて、来てみて良かったと思うときもある。

 

 

 

⑤グループ(親・パートナーが他界)

 

 命日が近づいてくると、もっとしてあげることがあったのではないかと考えてしまう。

 

 記念日が近づいてくると思うと、喜びの記憶が複雑な感情になってしまう。

 

 絶え間ない悲しみや後悔の気持ちが続くこともある。

 

 気持ちが乱高下する。気持ちが乗らない日は、もっともらしい理由で仕事を休んでしまったり。

 

 悲しくたまらないのに涙が出ない自分がいる。

 

 将来に不安を感じている。

 

 

 

なんでしょう。個人的に今回は、皆様の話を聞いていて目頭が熱くなる場面が多く感じられたグループミーティングでした。

(やはり命日月というのも関係してるのか)

 

何年経とうと変わらないこと、少しずつでも変化していくこと、あるのでしょうね。

 

 

 

この時期、インフルエンザが猛威を奮っている年始でしたが、会場までお越しくださった皆様お疲れ様でした、ありがとうございました。

 

閉会後は希望者9名ほどで飲食店に場所を変え、クールダウンの時間を持ちました。

お疲れ様でした( ^^) _U~~

 

 ◆ ◆ ◆

 

次回、2月の星のしずく開催日について。

◆第68回はオンラインの集いです。

2025年2月1日(第1土曜日)ZOOM

 13:00~15:30 わかちあいの会

 15:35~16:30 フリートーク

※要事前予約です。

 

◆第69回は対面の集いです。

2025年2月16日(第3日曜日)

 受付13:15~

 13:30~16:00過ぎ頃まで。

下落合コミュニティーセンター

 第2+3集会室

 (JR与野駅西口徒歩2分タワーマンション4階)

※対面の集いは予約お申込は不要です。

 

お気持ちが向きましたときに参加の方お待ちしています。

 

 

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 photo/Mina.

 

 

◆自死遺族の集い

<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>

星のしずく・インフォメーション

★1月25日(土)お供え和菓子作り🔰東大宮コミセン3F調理実習室

 お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com

 ➡星のしずく*管理人

 

◆第三者委員会について

AmebaBlog/バトンさん

さいたま市南浦和中学校 調査報告書リンク

 

◆自死と向き合い、遺族とともに歩む

⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ

 

 にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自死遺族へ

2025年1月11日(土曜日)年明け初の集いを、さいたま市内の公共施設🔰和室を使って行いました。

 

 

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 photo『初日の出の赤富士』/Osamu.

 

 

参加者は20名様。

うち初参加の方は3名様。

親が他界された方、パートナーが他界された方、子が他界された方が集いました。

 

 

参加者全員で自己紹介や近況等で一巡から。

 

私は、亡き子 有ちゃんのクラスメイトだったことのある少年が、プロのサッカーチームで活躍しているのをテレビで見たときに感じた、眩しさに圧倒される想いについて語りました。

 

事後からまる8年、数字ではピンとこないのですが、此の世に居たら彼等と同様22~23歳になるのだなと、具体的な姿見で比較してみたときに、随分と時間が経ったことを感じるものですね。(永遠の14歳の亡き子………成長した彼等22~23歳の姿)

 

 

 

自己紹介後は、受付で配られた番号テーブルに移動し、5班に分かれてグループミーティングに入りました。

 

 

 

①グループ(子が他界)

 

 残されたきょうだいへの思い。子を喪った親とは違う辛さを抱えているように思う。親としては「生きていてほしい」それだけを願う。

 

 こんなことがあって、これからどう生きるのか課題を出されたように感じる。

 

 亡き子の辛さを思うと、自分の辛さは生きてる間持ち続けるべきなのかもしれない。

 

 時が経つにつれ、辛い中にも少しずつ気持ちが変化していくのを感じる。

 

 

 

②グループ(子が他界)

 

 自死について何年も考察を繰り返し、自分なりの考え方が定まっているので、亡き子の悼み方、供養の気持ちにも、以前とは違う感情がこみ上げてくる。

 

 自責の念。その理由や背景を聞き合うことで、各々の違いに気づかされること。

 

 自死を最初から『病気によるもの』と考える遺族と、そうではなかった遺族の、想い方、苦悩の違い。

 

 こんな事が起こった中でも、生き続けている当事者にとにかく会ってみたかった、その思いだけで這うように参加してみたのが最初の気持ちだった。

 

 事後から付き合えなくなった友人関係の断捨離についての話題。

 

 

 

③グループ(子が他界)

 

 家族でも悲しみ方が違う。分かち合うことが難しい。

 

 話したい方と触れてほしくない方、人により様々。

 

 大切な方の気配をいつも同じ向きから感じる。音やサイン、大切な方の持ち物から、存在を感じる。魂、スピリチュアルなものに興味が出てきたこと。

 

 この事を知人へ伝えるべきか悩む。伝えたとき、思ったような反応が返ってこなかったので悲しかったこと。

 

 

 

④グループ(子が他界)

 

 日の浅い方のお話しをうかがいながら、少し先をゆく私たちの強い共感でお話が進んだ。

 

 友達や親 兄弟にも聞かせられない、しんどい話しができるのは、お互い経験者だとゆう安心感から。

 

 心が苦し過ぎて会にも参加できない時期もある。行っても大丈夫かなぁと思いながら参加してみると、意外にもすごく話せて、来てみて良かったと思うときもある。

 

 

 

⑤グループ(親・パートナーが他界)

 

 命日が近づいてくると、もっとしてあげることがあったのではないかと考えてしまう。

 

 記念日が近づいてくると思うと、喜びの記憶が複雑な感情になってしまう。

 

 絶え間ない悲しみや後悔の気持ちが続くこともある。

 

 気持ちが乱高下する。気持ちが乗らない日は、もっともらしい理由で仕事を休んでしまったり。

 

 悲しくたまらないのに涙が出ない自分がいる。

 

 将来に不安を感じている。

 

 

 

なんでしょう。個人的に今回は、皆様の話を聞いていて目頭が熱くなる場面が多く感じられたグループミーティングでした。

(やはり命日月というのも関係してるのか)

 

何年経とうと変わらないこと、少しずつでも変化していくこと、あるのでしょうね。

 

 

 

この時期、インフルエンザが猛威を奮っている年始でしたが、会場までお越しくださった皆様お疲れ様でした、ありがとうございました。

 

閉会後は希望者9名ほどで飲食店に場所を変え、クールダウンの時間を持ちました。

お疲れ様でした( ^^) _U~~

 

 ◆ ◆ ◆

 

次回、2月の星のしずく開催日について。

◆第68回はオンラインの集いです。

2025年2月1日(第1土曜日)ZOOM

 13:00~15:30 わかちあいの会

 15:35~16:30 フリートーク

※要事前予約です。

 

◆第69回は対面の集いです。

2025年2月16日(第3日曜日)

 受付13:15~

 13:30~16:00過ぎ頃まで。

下落合コミュニティーセンター

 第2+3集会室

 (JR与野駅西口徒歩2分タワーマンション4階)

※対面の集いは予約お申込は不要です。

 

お気持ちが向きましたときに参加の方お待ちしています。

 

 

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 photo/Mina.

 

 

◆自死遺族の集い

<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>

星のしずく・インフォメーション

★1月25日(土)お供え和菓子作り🔰東大宮コミセン3F調理実習室

 お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com

 ➡星のしずく*管理人

 

◆第三者委員会について

AmebaBlog/バトンさん

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◆自死と向き合い、遺族とともに歩む

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